カテゴリー
ローマ人への手紙のデボーション

神の残りの者

それでは尋ねますが、神はご自分の民を退けられたのでしょうか。決してそんなことはありません。。。

神は、前から知っていたご自分の民を退けられたのではありません。

それとも、聖書がエリヤの箇所で言っていることを、あなたがたは知らないのですか。エリヤはイスラエルを神に訴えています。

「主よ。彼らはあなたの預言者たちを殺し、あなたの祭壇を壊しました。ただ私だけが残りましたが、彼らは私のいのちを狙っています。」

しかし、神が彼に告げられたことは何だったでしょうか。

「わたしは、わたし自身のために、男子七千人を残している。これらの者は、バアルに膝をかがめなかった者たちである。」

ですから、同じように今この時にも、恵みの選びによって残された者たちがいます。(ローマ人への手紙11:1ー5)

ローマ書9章から11章にかけて、パウロは福音に対するユダヤ人の頑なな心について語っています。そして、彼はこう問いかけます。「神様はユダヤ人たちを退けられたのでしょうか。」

パウロの答えは明快です。「違います。これまでも、そしてこれからも、恵みの選びによって神様に属する残りのユダヤ人がいます。」

私は日本のことを思います。日本にはクリスチャンが少なく、「神様は日本を退けられたのだろうか」と考えてしまうのは、簡単なことかもしれません。

でも、パウロなら、明快に「違います」と答えるでしょう。

もちろん、パウロが語ったユダヤ人に関するすべてのことばを、日本人にそのまま当てはめることはできません。

それでも、私は信じています。日本の各都市には、神様が永遠の昔から知っておられ、選ばれた残りの人々がいると。私たちが福音を伝えるなら、彼らは必ず救われるでしょう。(ローマ書10章13〜15節)

だから、日本にいる神様をまだ知らない人々の数を考えるとき、失望しないでください。

祈りましょう。そして、神様から与えられた人々に福音を伝えましょう。そうすれば、神様の恵みによって、その残りの人々を必ず見つけることができます。