それで、ヤコブは自分の家族と、自分と一緒にいるすべての者に言った。
「あなたがたの中にある異国の神々を取り除き、身をきよめ、衣を着替えなさい。
私たちは立って、ベテルに上って行こう。私はそこに、苦難の日に私に答え、私が歩んだ道でともにいてくださった神に、祭壇を築こう。」(創世記35:2~3)
34章にある恐ろしい出来事の後、私たちはヤコブの人生に神の恵みを見ることができます。
ヤコブの息子たちの恐ろしい罪にも関わらず、神様はヤコブに言われました。「私はまだあなたと共にいる。私が最初にあなたに現れた場所、ベテルに戻りなさい。」
だから、ヤコブは家族に異国の神々を取り除き、身をきよめ、衣を着替え、ベテルに上って行くように命じました。
ベテルで、神様はヤコブに約束を再確認しました。また、神様はもう一度ヤコブを「イスラエル」と名付けました。
「イスラエル」とは、「神と戦う」という意味もあるし、「神は戦う」という意味もあります。
たぶん、後者の定義の方が適切かもしれません。なぜなら、ヤコブは神様と戦うことをやめ、神様の支配に従っていたからです。さらに、神様はヤコブとその家族のために戦っていたのです。(5節)
この話を読んで、私は励まされました。私たちがどんなに失敗しても、神様は私たちを決して見捨てないのです。むしろ、私たちが神様と共に前進するように招いてくださいます。
神様と共に前進するため、私たちはどうすればいいでしょうか。
私たちの罪を捨て、私たちを清めるイエス様の血で洗われ(第一ヨハネ1:7)、そして、再びイエス・キリストとその義を着るべきです(ローマ書13:14)。
そして、サタンが私たちを責めるとき、神様が私たちのために戦っていることを覚えていましょう。(ローマ書8:31〜34)
だから毎日、神の恵みによって歩み、神様と共に前進し続けましょう。