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イザヤ書

過去を忘れて、進んでいく

この箇所を読めば読むほど、ますます好きになります。

先の事どもを思い出すな。昔の事どもを考えるな。

見よ。わたしは新しい事をする。今、もうそれが起ころうとしている。あなたがたは、それを知らないのか。

確かに、わたしは荒野に道を、荒地に川を設ける。(イザヤ書43:18-19)

神様がイスラエルの民に語られたことはこうです。

「あなたたちは失敗した。あなたたちは罪を犯した。それゆえに追放された。けれども、そのことをもう考えるな。私はあなたたちの人生に新しいことをする。

目を開きなさい。そうすれば、私は帰る道を造り、あなたの人生の荒野に命の川を備えるだろう。」

私たちも、しばしば失敗に囚われすぎて、過去に焦点を当ててしまうことがあります。その結果、神様が私たちの未来のために何を計画しているのか気づかないことが多いのです。振り返ってばかりいると、当然ながら前を見ることはできません。

しかし、神様は私たちの人生に新しいことをなさりたいと望んでおられます。今この瞬間でも、私たちが心の目を開けば、神様の計画が見えるのです。

ところが、多くの場合、私たちがその計画を見逃してしまう原因があります。それは何でしょうか。

しかしヤコブよ。あなたはわたしを呼び求めなかった。イスラエルよ。あなたはわたしのために労苦しなかった。。。

あなたの罪で、わたしに苦労をさせ、あなたの不義で、わたしを煩わせただけだ。(22、24)

心を尽くして神様を求めるなら、私たちは神様の働きを見ることができ、神様の祝福を受け取ることができます。

けれども、多くの場合、私たちは神様を無視し、求めるとしても心が伴わず、消極的にそうしているのです。

それだけではなく、私たちはしばしば自己中心的になり、高慢になります。自分自身のためだけに生きているがゆえに、私たちの罪が神様を悲しませることもあります。

しかし、もし悔い改めて心から神様を求めるなら、神様は私たちのために素晴らしいことをなさりたいと願っておられます。神様には私たち一人一人のための素晴らしいご計画があります。

だから、神様はこう語られます。

わたし、このわたしは、わたし自身のためにあなたのそむきの罪をぬぐい去り、もうあなたの罪を思い出さない。(25)

あなたの人生はめちゃくちゃになっていると感じていますか。経済はどうですか。結婚はどうでしょうか。仕事についてはどうですか。

過去に焦点を当てるのはやめましょう。代わりに、神様があなたの人生においてどのように働いておられるのかを見てください。

神様に祈って尋ねてください。「神様、あなたは私に何をしてほしいと願っておられるのでしょうか。」

そして、あなたの罪や悪い態度によって神様を悲しませることをやめましょう。

悔い改めて、心を尽くして神様を求めましょう。そうすれば、神様の祝福を知ることができるでしょう。