そこでラケルは、「神は私をかばってくださり、私の声を聞き入れて、私に男の子を与えてくださった」と言った。
それゆえ、彼女はその子をダンと名づけた。(創世記30:6)
結婚式の夜、ラケルはレアにヤコブを奪われました。しかも、ヤコブはその後ラケルとも結婚し、レアよりもラケルを愛していました。 それでも、レアにはすでに4人の息子がいたのに対し、ラケルにはまだ子どもがいませんでした。
そこで、ラケルは自分の女奴隷をヤコブに差し出しました。ヤコブはビルハと関係を持ち、その子どもたちはラケルの子どもとして認められました。
ヘブライ語では、「ダン」は「裁く」や「正当化する」を意味する言葉に聞こえます。
神様が実際にレアとラケルの間で、どちらに有利な判断をくだされたのかは、本当に分かりません。
しかし、神様がイエス様を信じる私たちに有利な判断を下されたことは確かです。
だれが、神に選ばれた者たちを訴えるのですか。神が義と認めてくださるのです。
だれが、私たちを罪ありとするのですか。死んでくださった方、いや、よみがえられた方であるキリスト・イエスが、神の右の座に着き、しかも私たちのために、とりなしていてくださるのです。(ローマ8:33-34)
