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箴言のデボーション

人々が私を思い出すとき

主よ、私が亡くなったとき、人々は私について何を思い出すでしょうか。(箴言10:7)

彼らは、私を誠実に歩んでいた人として思い出すでしょうか。(9節)

彼らは「ブルースの口は命の泉だった」と言うでしょうか。(11節)

彼らは「ブルースの言葉は選り抜きの銀だった。その言葉は多くの人々を養った」と言うでしょうか。(20~21節)

彼らは、私をあわれみ深く、恵み深い人として思い出すでしょうか。(12節)

彼らは、私をあなたの訓戒を大切にし、あなたの叱責を受け入れていた人として思い出すでしょうか。(17節)

彼らは、私を主を恐れる人として思い出すでしょうか。(27節)

彼らは、私を喜びと希望に満たされていた人として思い出すでしょうか。(28節)

私はそのような人になりたいです。妻や娘、友人、隣人、同僚にとって、私はそのような人になりたいです。

彼らが私を思い出すとき、何を思い出すでしょうか。彼らが私を思い出すとき、あなたがどのようなお方であるかをはっきりと心に描くことができますように。

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人に愛される

このポストのタイトルは「人に愛されること」ですが、実は、クリスチャンにとっては、それが私たちの一番の目的ではありません。私たちの目的は神様を喜ばせることです。

けれども、聖書では、イエス様についてこう書いてあります。

イエスはますます知恵が進み、背たけも大きくなり、神と人とに愛された。(ルカ2:52)

人にイエス様が愛されたように、私たちはどうすれば人に愛されるでしょうか。ソロモンは、箴言25章で良いアドバイスを与えてくれます。

まず、相手に敬われることを求めないべきです。もし彼らがあなたを敬うなら良いですが、その敬いを求めない方が良いです。

ソロモンはこう書きました。

王の前で横柄ぶってはならない。偉い人のいる所に立っていてはならない。

高貴な人の前で下に下げられるよりは、「ここに上って来なさい」と言われるほうがよいからだ。(箴言25:6-7)

イエス様はパリサイ人にも同じことを言われました。(ルカ14章)

そして、ソロモンは言います。

あまり多くの蜜を食べるのはよくない。しかし、りっぱなことばは尊重しなければならない。(27)

ヘブル語の文字通りに、その最後の部分は「自分の栄光を求めるのは、栄光ではないです。」という意味です。

その意味が微妙なため、さまざまな翻訳があります。多くの英語の聖書は「自分の栄光を求めるのは、良いことではありません。」と翻訳しています。

日本語のリビングバイブルの訳者も、ほぼ同じように翻訳しています。

どんなに良い食物でも、食べすぎは体に毒です。同じように、人にほめられるのはすばらしいことですが、それを意識しすぎるのはよくありません。(箴言25:27)

とにかく、皮肉なことに、私たちが謙虚な態度を持つなら、最終的に、人々は私たちを敬い、神様は私たちを誉めてくださいます。

ソロモンは続けて言います。

あなたがその目で見たことを、軽々しく訴えて出るな。

そうでないと、あとになって、あなたの隣人があなたに恥ずかしい思いをさせたとき、あなたはどうしようとするのか。(箴言25:7-8)

つまり、怪しいことをする人を見た時、すぐに訴えない方が良いです。なぜなら、彼らは自分の行動をちゃんと弁解できるかもしれないからです。

早とちりして訴えたら、結局あなたが恥をかいてしまうかもしれません。

さらに、ソロモンはこう言います。

あなたは隣人と争っても、他人の秘密を漏らしてはならない。

そうでないと、聞く者があなたを侮辱し、あなたの評判は取り返しのつかないほど悪くなる。(9-10)

時々、私たちの友だちは内緒で他の人について話します。そして、その言葉によって、私たちはその人を訴えます。けれども、そうすると、三つのことが起こるかもしれません。

一つ目は、その友達が相手を怖がって、あなたの言葉を否定するかもしれません。

二つ目は、あなたがその内緒で言った言葉をばらしたので、多分その友達はあなたに怒るでしょう。

三つ目は、相手を訴えるのに、あなたには証拠がないので、結局あなたが恥をかくかもしれません。

だから、人に愛されたいなら、すぐに訴えたり、人の内緒をばらしたりするべきではありません。

ソロモンは続けて言います。

あなたの言葉によって、人を助け、励ました方が良いです(11)。

その反面、相手が愛によってあなたを叱責するなら、へりくだってその言葉を受け入れるべきです(12)。

職場や他の場所で忠実に仕え(13,19)、自分の約束を守り(14)、正直に言うべきです(18)。

意見を与える時、忍耐を持って柔和な態度を持つべきです(15)。

隣の人を訪れる時、気を利かせて、彼の時間を取りすぎてはいけません(17)。

相手が苦しんでいるとき、彼らの感情に敏感になりましょう(20)。

最後に、自分の言葉に注意するべきです。また、あなたは自制するべきです(28)。

そうすれば、あなたは人々に愛されます。

周りの人々はあなたについてどう考えるでしょうか。

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良い評判を保つ

周りの人々があなたを見ると、彼らはどう思うでしょうか。

箴言では、そのトピックがよく取り上げられています。ソロモンは10章で、良い評判の大切さについて書きましたし、この箇所でも同じことについて書いています。彼はこう言いました。

名声は多くの富よりも望ましい。愛顧は銀や金にまさる。(箴言10:1)

この箇所では、私たちは、どのように良い評判を保つことができるか見ることができます。ソロモンはこう書きました。

利口な者はわざわいを見て、これを避け、わきまえのない者は進んで行って、罰を受ける。(箴言22:3)

時々、私はハワイ人の考え方に驚きます。津波の警報がある時、海へ津波を見に行く人もいます。(私の友達も見に行ったことがあります。私は信じられませんでした。)

幸い、津波がハワイに付く前に小さくなったので、誰も怪我をしませんでした。それでも、その人は本当にバカなことをしたと思います。

それに、多くの人々は他の危険も見ることができません。ソロモンはこう言いました。

曲がった者の道にはいばらとわながある。たましいを守る者はこれらから遠ざかる。(5)

多くの人々は、どのように自分の罪が彼らの健康や、結婚や、他の人間関係を壊すかを見ることができません。だから、彼らはその道を行き続けるので、苦しみ、自分の評判が地に落ちてしまいます。しかし、知恵を持つ人は、その危険を見て避けます。

ソロモンは続けてこう言います。

謙遜と、主を恐れることの報いは、富と誉れといのちである。(4)

私たちが主を恐れると、良い評判を獲得できます。

とはいえ、すべての人々があなたが好きなわけではありません。時々、主を恐れると、私たちは迫害されることもあります。イエス様は罪のない神の子でした。それでも、ある人々はイエス様を憎んだので、殺してしまいました。

けれども、多くの場合、神様を恐れると、私たちは栄え、良い評判を獲得します。

もう一つ覚えておくべきことがあります。私たちが自分の子供をちゃんとしつけないと、彼らは私たちの評判を汚すかもしれません。ソロモンはこう書きました。

愚かな子はその父の憂い、これを産んだ母の痛みである。(17:25)

また、

愚かな息子は父のわざわい。(箴言19:13)

だから、ソロモンはこう言いました。

若者をその行く道にふさわしく教育せよ。そうすれば、年老いても、それから離れない。(箴言22:6)

また、

愚かさは子どもの心につながれている。懲らしめの杖がこれを断ち切る。(22:15)

そして、ソロモンは良い評判を獲得できる他の方法を教えます。つまり、

  • 周りの人々を祝福する。(9)
  • 清い心を保つ。また、恵み深い言葉を言う。(11)
  • 怠ける態度を避ける。(13)
  • 不倫を避ける。(14)
  • 友達を賢く選ぶ。(24-25)
  • あなたの経済に気を付ける。(26-27)
  • 正直に生きる。(28)
  • 自分の仕事を上手にする。(29)

そんなことをすれば、あなたはイエス様のように、神と人とに愛されます。(ルカ2:52)

あなたはどうですか。どんな評判を築いているでしょうか。

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あなたはどんな名前を持っているでしょうか。

シェイクスピアはこう聞いた。「名前はなんだ?」

ソロモンはこう答えました。

正しい者の呼び名はほめたたえられ、悪者の名は朽ち果てる。(箴言10:7)

例えば、人々がヒトラーという名前を聞くと、悪いイメージがすぐに浮かびます。多分だれも自分の子供にその名前をつけないでしょう。

でもクリスチャンがヤコブや、ノアや、マリヤや、ハンナという名前を聞くと、良いイメージが浮かびます。実は、アメリカでは、ヤコブとノアは、今でもとても人気の名前です。

あなたにはどんな名前があるでしょうか。つまり、あなたにはどんな評判があるでしょうか。それは大部分あなたの人生によります。

ソロモンはこう書いた。

知恵のある子は父を喜ばせ、愚かな子は母の悲しみである。(1)

知恵のある人はどんな人でしょうか。

  • 彼らは勤勉で、よく働きます。(4-5)
  • 彼らは権力を認めて、戒めを受け入れます。(8,17)
  • 彼は正直な人です。(9)
  • 彼らは人々に赦してあげます。(12)
  • 彼らの口から命が流れます。(11)
  • 彼らの口から知恵がえられます(13,31)。
  • 彼らがいつ黙った方がいいか分かります(19,32)。
  • かれらの言葉は、人々を養います(21)。
  • また、彼らは絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めます。 (第二テモテ4:2)

朽ち果てる名前のある人はどんな人でしょうか。

  • 彼らは怠けている。(4-5、26)
  • 彼らは戒めを受け入れないので、思慮がないです。それに、ほかの人々をその悪い道に導きます。(8、13、17)
  • 彼らは心の中で憎しみを抱いて、人々を傷つけます。(11-12)
  • 彼らの言葉に気を付けないので、周りの人々を傷つけます。時々、彼らは自分自身も傷つけてしまいます。(8、14、19ー21)

あなたはどんな人でしょうか。人々はあなたを見るとき、どんな人を見ますか。

あなたが亡くなると、彼らはあなたについて何を思い出すでしょうか。

あなたを知っている人々を祝福する名前を残すでしょうか。もしくは朽ち果てる名前を残すでしょうか。