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取るに足りない者の神

父親として、私は自分の娘が大好きです。それでも、彼女がうっとうしい時もあります。特に、私が大切な仕事をしているとき(別に大切じゃないことをしている時でも)、彼女は必死に私の注意を引こうとします。

私が仕事を続けながら、彼女を見ずに「はい、はい」と適当に応えるのは、とても簡単です。もし特に参っている時には、「後で。今忙しいよ。」と言ってしまうかもしれません。

この箇所では、イエス様の弟子たちはまさにそのように反応しました。

お母さんたちが自分の赤ちゃん(きっと泣いている赤ちゃんもいたと思います)、また幼い子供たち(おそらく乱暴な子供もいたでしょう)をイエス様のもとに連れて行ったとき、弟子たちは参ってしまい、「もう帰りなさい。イエス様はこの子供たちのために時間がないよ。」と言いました。

しかし、イエス様はすぐに弟子たちの言葉に反応されました。

イエス様はそれを見て、憤っ[た]。(マルコ10:14a)

そして、イエス様は彼らにこう言われました。

子供たちを、私のところに来させなさい。邪魔してはいけません。神の国はこのような者たちのものなのです。(マルコ10:14b)

この話から、私たちは何を学ぶことができるでしょうか。

私たちの子供たちや他の人々を、弟子たちがしたように扱ってはいけません。彼らを取るに足りない人として扱ってはいけません。重要ではない人として扱ってはいけません。私たちの時間に値しない人として考えるべきではありません。

なぜなら、そうすればイエス様はとても憤られるからです。彼らはイエス様の大切な創造物であり、イエス様は彼らのために死ぬほどまでに彼らを愛しておられました。

あなたもまた、同じように愛されています。自分が取るに足りない人間だと思うかもしれません。のけ者だと感じるかもしれません。

それでも、人々があなたをそのように扱うとき、イエス様は憤られます。イエス様はあなたを憐れんでおられます。そして、あなたを愛しておられます。イエス様は決してあなたを見捨てることはありません。

だから、イエス様に近づいてください。イエス様の目には、あなたはとても大切な存在です。あなたは貴い者です。そしてイエス様は、あなたとの関係を何よりも望んでおられます。