ダビデは心の中で言った。「私はいつか、今にサウルの手によって滅ぼされるだろう。ペリシテ人の地に逃れるよりほかに道はない。(サムエル記第一27:1)
それは本当だったでしょうか。ダビデは本当に他の道がなかったのでしょうか。
もし、以前と同じようにダビデが神様に相談していたら、神様はより良い道を示してくださったかもしれません。
確かに、ダビデはその決断によって、一時的にサウルから逃れることができました。
しかし、そうするために、ダビデはアキシュを欺かなければなりませんでした。その結果、第二十八章で、ダビデがペリシテ人の軍隊と一緒にイスラエルと戦うように頼まれることになりました。(二十八章一節)
時々、私たちは道徳的に問題があることをしなければならないと思ってしまいます。そして、その決断によって、私たちの問題が一時的に解決されることもあるかもしれません。
けれども、ダビデの決断と同じように、私たちの決断はさらに多くの問題や、道徳的に問題がある選択へとつながることがあります。
主よ、私は決して「ほかに道はない」と考えながら決断しないようにしてください。
むしろ、正しい道を教えてください。あなたに喜ばれる道を教えてください。イエス様の御名によって祈ります。アーメン。
