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使徒の働きのデボーション

福音:リミックス

神は、イスラエルの子らにみことばを送り、イエス・キリストによって平和の福音を宣べ伝えられました。このイエス・キリストはすべての人の主です。(使徒の働き10:36)

私の人生では、福音はいつも次のように伝えられてきました。

  • 神様はあなたを愛しておられます。
  • あなたの罪によって、あなたは神様から離れています。
  • しかし、イエス様はあなたの罪のために死なれ、三日目によみがえられました。
  • もしイエス様を信じるなら、あなたの罪は赦され、神様との関係は回復されます。

また、多くの場合、天国や私のための神のご計画についても語られます。

その説明が間違っているというわけではありません。実際、私はそのようなメッセージを通して救われたのです。

しかし、ペテロ、パウロ、そして他の使徒たちは、福音をそのような形では説明していなかったようです。

むしろ、この『使徒の働き』の記事で私が何度か述べてきたように、彼らの福音は一つの肝心な真理を中心にしています。それは、「イエスはすべての人の主です。」

そのことは、上記の箇所からもはっきりと見ることができます。

ペテロは、「ところで、イエスはすべての人の主だ」と単に付け加えたのではありません。むしろ、「イエスはすべての人の主である」というその宣言そのものが、良い知らせだったのです。

おそらく、ペテロはイザヤ書52:7に触れていたのでしょう。

良い知らせを伝える人の足は、
山々の上にあって、なんと美しいことか。
平和を告げ知らせ、幸いな良い知らせを伝え、
救いを告げ知らせ、
「あなたの神は王であられる」と
シオンに言う人の足は。(イザヤ書52:7)

では、ペテロの説教の流れを見てみましょう。

「イエスはすべての人の主」と語ったあと、ペテロはイエス様がどのようにその主権を現されたのかを説明しました。イエス様は悪霊を追い出し、罪の呪いを打ち消し、人々を肉体的にも霊的にも癒してくださいました。

ペテロは、イエス様が恐ろしい暴君ではなく、むしろ、人々を祝福してくださる良い主であることを示したのです。

そして、人々がイエス様を殺したあと、神様は彼を復活させ、特別な務めに定められました。

それは何でしょうか。

それは救い主やあがない主としてでしょうか。

もちろん、イエス様は救い主であり、あがない主です。しかしペテロはこう語りました。

そしてイエスは、ご自分が、生きている者と死んだ者のさばき主として神が定めた方であることを、人々に宣べ伝え、証しするように、私たちに命じられました。(使徒の働き10:42)

イエス様がすべての人の主であるからこそ、ある日、私たちすべてはイエス様に申し開きをしなければなりません。イエス様はすべての人をさばき、この世界を癒してくださいます。

それは良い知らせです。

けれども問題は、私たち自身の罪のゆえに、この世が壊れているということです。

イエス様がこの世を癒すためには、私たちすべてをさばかなければなりません。

それは恐ろしいことです。しかし、良い知らせがあります。

預言者たちもみなイエスについて、この方を信じる者はだれでも、その名によって罪の赦しが受けられると、証ししています。」(使徒の働き10:43)

だから、私たちはペテロの最初の点に戻ります。それは、イエス・キリストによって平和の良い知らせがあるということです。十字架でイエス様は私たちの罪の代価を支払ってくださいました。そして、イエス様を王として喜んで受け入れるなら、私たちの罪を赦してくださいます。

だから、子どもの頃に私が聴いた福音は間違っていません。けれども、少しリミックスが必要だと思います。

  • イエスはすべての人の主です。
  • それは素晴らしい知らせです。なぜなら、イエス様は良い主であり、すべての人々をさばき、この世を完全に癒してくださるからです。
  • だから悔い改めなさい。あなたの王を喜んで受け入れなさい。そうすれば、イエス様の良い支配のもとで、平和と喜びを知るようになります。

それはあなたの周囲の人々に伝える福音でしょうか。

それ以上に大切な問いは、あなた自身はその福音によって歩み、喜んでいるのでしょうか。