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サムエル記第一

無償の愛

サムエル記第一20章

聖書の中で、ヨナタンがダビデに示した愛は、おそらく最も素晴らしい例の一つです。

第一コリント13章には、「愛は妬みません」、また「愛は自分の利益を求めません」と記されています。

ヨナタンはまさにそのようにダビデを愛しました。

ヨナタンはサウル王の息子であり、本来ならイスラエルの次の王となるはずでした。けれども、ヨナタンは神様がダビデを次の王として選ばれたことを知っていました。

それが分かっても、ヨナタンはそれを気にすることなく、ダビデの成功を妬むこともありませんでした。ダビデのための神様のプランを知っても、ヨナタンはダビデを恐れませんでした。

むしろ、

ヨナタンは自分を愛するほどに、ダビデを愛していた(サムエル記第一20:17)

ヨナタンは、自分自身の代価を気にすることなく、ダビデの最善を望みました。だから、ダビデが生きながら王になることができないと分かっていても、ヨナタンはダビデをサウルから守りました。

ヨナタンはサウルとダビデについて言い争いをしました。けれども、その父を説得できなかったため、ヨナタンはダビデに「逃げなさい」と警告しました。

あなたはどうでしょうか。

自分自身よりも他の人々を愛することができるでしょうか。周りの人々のための神様の計画を喜ぶことができるでしょうか。周りの人々が成功する時に、喜ぶことができるでしょうか。

それとも、神様が他の人々をあなたよりも祝福する時に怒るでしょうか。私たちが自分自身を他の人々と比べて妬むのは簡単です。他の人々の祝福を望みながら憤慨するのも簡単です。

しかし、本当の愛は無償です。他の人々が喜ぶ時に、その愛は共に喜びます。他の人々が悲しむ時には、その愛は共に悲しみます。

あなたはどのような愛を持っているでしょうか。

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