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歴代誌第一

キリストにあって、私たちの役割

歴代誌第一23ー27章

歴代誌の著者は名前のリストを書くことがとても好きなようです。この箇所では、私たちは多くのリストを見ることができます。

この箇所は、神様の宮を建てる人々の役割について述べています。けれども、これを読むと、私たちが学べることがあると感じます。

23章では、レビ人の役割が変わりました。

砂漠を越えた時、彼らの役割は幕屋とその中の物を運ぶことでした。しかし、その必要がなくなったため、彼らは祭司たちを助け始めました。

おそらく砂漠の時代にも祭司たちを助けていたでしょうが、この箇所では彼らの責任がより具体的に記されています。

時にはその責任が小さなものに見えたかもしれませんが、彼らは忠実にそれを果たしました。

同じように、私たち全員には神様の国の中で役割があります。

私たち全員が牧師ではありませんし、全員が賛美のリーダーでもありません。それでも、それぞれに神様から与えられた才能と賜物があります。

神様の器として、また神様の宮として、私たちはその才能と賜物を使わなければなりません。

時に私たちの役割は変わることがありますし、私たちの責任が小さいと感じることもあるかもしれません。それでも忠実に主に仕えましょう。

24章は祭司たちについて述べています。彼らは宮で主と民に仕えるべき存在でした。

同じように、私たちも祭司たちです。(第一ペテロ2:5;黙示録1:6)

私たちは神様の祭司として、神様と周りの人々に仕えるべきです。

25章はミュージシャンと歌手について述べています。

主に仕える一つの方法は礼拝です。

私たちは礼拝する時に、神様を祝福します。

古い英語の聖歌に「私たちの心が礼拝を始めると、私たちは祝福される」と記されています。

これはまことに真実ですが、私はよくその歌詞を変えて歌います。

「私たちの心が礼拝を始めると、あなたが祝福されるのです。」

なぜなら、それが賛美の本来の目的だからです。私たちが祝福されるためではなく、むしろ神様を祝福するためです。

さらに、私たちの礼拝を通して、他の人々を祝福することもできます。

3節で、エドトンという人は賛美しながら預言しました。

同じように、私たちが歌う時、その言葉は周りの人々に影響を与えることができます。また、その曲によって、周りの人々は神様の臨在を感じることができるのです。

26章は門衛について述べています。

歴代誌第一9:17-33によると、彼らにはさまざまな責任がありました。

一つの責任は門を守ることでした。つまり、「汚れたもの」が入らないようにチェックすることでした。

同じように、私たちも、汚れたものが入らないように、自分の心を守らなければなりません。

それに、門衛たちは宝物倉を泥棒から守らなければなりませんでした。

同じように、サタンは私たちのイエス様にある喜びと祝福を盗もうとします。だからこそ、私たちは自分の心を守らなければなりません。

27章は、宮のあるエルサレムを守る軍隊について述べています。

この箇所を読むと、私たちが霊的な戦いのただ中にいることを思い起こすべきです。

そのため、誰かが神様の国に対して戦いを挑むなら、私たちはその国を守らなければならず、また、サタンの国を攻撃しなければなりません。

つまり、私たちは福音を伝えなければならないのです。それによって、サタンの囚人を解放することができるのです。

しもべ、祭司、歌手とミュージシャン、門衛、そして兵士。

それだけではなく、私たちは神様の宮でもあります。

キリストにあって、私たちはこれらすべてを担っているのです。

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