「どうして私は苦しんでいるのだろうか。」
悪いことが起こると、多くの人々はそのように問いかけます。
時には、その原因は、この罪によって堕落した世界にあります。しかし、時には、私たち自身の行動が悪いことを引き起こすこともあります。
ユダ人にとっては、自分たちの罪が悪い結果を招きました。
この箇所では、神様は将来の裁きについて警告されました。結局、その裁きは、バビロンの王ネブカドネザルを通して実現しました。
ネブカドネザルとその軍隊がユダを攻め、ユダの町々は滅びました。(エレミヤ書4:6ー7)
なぜでしょうか。それは、彼らが神様の御言葉を無視したからです。ユダの王、祭司たち、預言者たち、そしてユダのすべての民がそのように行動しました。
神様は彼らについてこう言われました。
彼ら(バビロン人たち)は畑の番人のように、ユダを取り囲む。それは、ユダがわたしに逆らったからだ。――主の御告げ――
あなたの行ないと、あなたのわざが、あなたの身にこれを招いたのだ。これがあなたへのわざわいで、実に苦い。もう、あなたの心臓にまで達している。(エレミヤ書4:17ー18)
また、
実に、わたしの民は愚か者で、わたしを知らない。彼らは、ばかな子らで、彼らは悟りがない。
彼らは悪事を働くのに賢くて、善を行なうことを知らない。(22)
災害が訪れても、彼らは悔い改めることはありませんでした。むしろ、彼らは偽物の神々を礼拝し続けました。
だから、エレミヤは彼らに訊いた。踏みにじられた女よ。あなたが緋の衣をまとい、金の飾りで身を飾りたてても、それが何の役に立とう。
目を塗って大きく見せても、美しく見せても、かいがない。恋人たちは、あなたをうとみ、あなたのいのちを取ろうとしている。(30)
何世紀が経っても、人間はあまり変わりません。
彼らは神様に対して心を堅くし、その罪の結果を受けます。それでも、彼らは悔い改めることなく、罪を犯し続けます。だからこそ、結局彼らは滅びてしまうのです。
あなたはどうでしょうか。あなたの罪によって、自分の結婚、人間関係、キャリアを滅ぼしているでしょうか。
その罪の結果を目の当たりにしても、あなたは態度や行動を変えないままでいるのでしょうか。それとも、あなたは悔い改めることを選ぶのでしょうか。
