私たちの生活はいつも楽なものではありません。私たち皆は苦しみと試練を経験します。でも、この箇所では、ヤコブは、私たちがどのような態度を持つべきか教えています。
どんな態度を取るべきでしょうか。
1. 神様が良い方であることを覚えていましょう。
神様が私たちを倒そうとしているわけではありません。(ヤコブの手紙1:13)
神様は気まぐれな方ではありません。神様が一瞬間に私たちに優しくして、次の瞬間に理由なく私たちに怒っている、というわけではありません。私たちが忠実でなくても、神様はいつも忠実です。(17節)
神様が私たちの人生に試練を許しても、神様の目的は、私たちが何一つ欠けたところのない、成熟した、完全な者となることです。(4節)
そして、私たちの人生が終わり、私たちの最後の試練を通過した後、神様は、神を愛している私たちに、いのちの冠を与えてくださいます。(12節)
そういうわけで、
2. 神様を信頼しましょう。
神様の目的は、私たちが何一つ欠けたところのない、成熟した、完全な者となることですが、試練の時、私たちが知恵に欠けているときもあります。
だから、ヤコブは、「神様に求めなさい」と言います。そして、神様は惜しみなく、とがめることなく与えてくださいます。でも、神様に求めるとき、信仰の心を持つべきです。(8節)
信仰の心とは何でしょうか。以前にも言いましたが、神様が良い方であることを信じるべきです。神様が私たちの最善を知り、望むことを信じるべきです。
だから、試練の時、神様に語るのに遅くあるべきです。つまり、不平を言うのに遅くあるべきということです。
神様が試練を許すときに、神様に怒るのに遅くあるべきです。むしろ、神様に聞くのに早くあるべきです。また、神の言葉に従うのに早くあるべきです。そうすれば、私たちは最終的に神の祝福を得ます。(17ー25節)
最後に、
3. 外側を向きましょう。この世には、他の苦しんでいる人々もいます。パウロは、孤児ややもめについて話すけど(27節)、あなたの回りに、誰が苦しんでいるでしょうか。
彼らに触れましょう。内側を向いて、自分の問題を見つめるのは簡単なことですけど、外側を向く人になりましょう。
試練で、あなたは苦しんでいるのでしょうか。どんな態度を持っているでしょうか。