教会でメッセージを聞く時、だれも違和感を感じたくありません。けれども、良い牧師は慰めと励ましのメッセージだけを伝えるのではなく、私たちが成長できるように、私たちにチャレンジするメッセージも伝えます。
そのようなメッセージを聞くと、私たちはよく違和感を覚えることがあります。
エレミヤの時代、ユダの祭司たち、預言者たち、そして他のリーダーたちは、ユダ人たちにチャレンジするメッセージを全く伝えませんでした。そのリーダーたちがその民をしっかりと世話しなかったので、エレミヤは彼らを責めました。
政治的な意味では、そのリーダーたちはその民のニーズや正義を顧みませんでした。
霊的な意味では、彼らはユダ人たちを偶像礼拝と霊的な姦淫へと導きました。
彼らは民の中の悪を止めなかっただけではなく、その悪を推進しました。そして、ユダ人たちが悪いことをしても、そのリーダーたちは励ましの言葉しか言いませんでした。
神様は彼らについてこのように言われました。
[預言者たち]の走る道は悪で、正しくないものをその力とする。実に、預言者も祭司も汚れている。わたしの家の中にも、わたしは彼らの悪を見いだした。。。
彼らはバアルによって預言し、わたしの民イスラエルを惑わした。
エルサレムの預言者たちの中にも、恐ろしい事をわたしは見た。彼らは姦通し、うそをついて歩き、悪を行なう者どもの手を強くして、その悪からだれをも戻らせない。。。
あなたがたに預言する預言者たちのことばを聞くな。彼らはあなたがたをむなしいものにしようとしている。主の口からではなく、自分の心の幻を語っている。
彼らは、わたしを侮る者に向かって、『主はあなたがたに平安があると告げられた』としきりに言っており、また、かたくなな心のままに歩むすべての者に向かって、『あなたがたにはわざわいが来ない』と言っている。。。
それゆえ、見よ、――主の御告げ――わたしは、おのおのわたしのことばを盗む預言者たちの敵となる。見よ。――主の御告げ――
わたしは、自分たちの舌を使って御告げを告げる預言者たちの敵となる。見よ。わたしは偽りの夢を預言する者たちの敵となる。――主の御告げ――
彼らは、偽りと自慢話をわたしの民に述べて惑わしている。わたしは彼らを遣わさず、彼らに命じもしなかった。彼らはこの民にとって、何の役にも立ちはしない。――主の御告げ―― (エレミヤ書23:10-11、13-14、16-17、30-32)
多くの教会はその通りです。彼らは神様が「悪」と呼ばれることを「善」と呼びます。そして、その民のために裁きが来ていても、教会のリーダーたちは神様の平和だけを伝えます。
しかし、その希望は偽物です。
神様はそのようなリーダーたちにこのように言われます。
夢を見る預言者は夢を述べるがよい。しかし、わたしのことばを聞く者は、わたしのことばを忠実に語らなければならない。麦はわらと何のかかわりがあろうか。――主の御告げ――
わたしのことばは火のようではないか。また、岩を砕く金槌のようではないか。――主の御告げ――(28-29)
あなたはどのような教会に出ているのでしょうか。
あなたの教会で、神様の言葉は火のように燃え、あなたの罪を取り除いているでしょうか。
神様の言葉は金槌のように、あなたの心の堅い部分を砕いているでしょうか。
その言葉によって、あなたの心が柔らかくなり、神様の実を結んでいるでしょうか。
それがそうでない場合、別の教会に行った方が良いと思います。あなたが成長できる教会に行った方が良いです。
いつの日か、イエス様はこの世に戻られます。「彼は王となって治め、栄え、この国に公義と正義を行われる。」(5)
その日が来るまで、私たちは神様に従いましょう。また、神様に従う教会に出ましょう。
