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コリント人への手紙第二のデボーション

へりくだって神様に頼る

1章にも12章にも、パウロは自分が耐えられない試練に直面しました。パウロはその二つの試練に圧倒されました。

そして、その二つの試練によって、パウロは同じ教訓を学びました。それは、へりくだって神に頼ることです。

私たちは、自分が賢くて、どんな問題に遭遇しても、自分の力によって解決できると思って、自分をよく騙してしまいます。

しかし、神様は私たちを自己に頼るものとして造られたのではありません。むしろ、神様は私たちを神に頼るものとして造られました。

そういうわけで、神様は私たちの試練を許されます。その試練によって、私たちは、自分が思っていたほどに賢くも強くもないことを実感します。

そして、私たちはもう一度、神様の御前に来て、子供のような依存と信頼をもって、神様に両手をあげます。

そうすれば、神の恵みが私たちに十分であることがわかるようになります。また、神の力が弱さのうちに完全に現れることがわかるようになります。

そのとき、私たちはパウロと一緒に、こう言います。

ですから私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。

ですから私は、キリストのゆえに、弱さ、侮辱、苦悩、迫害、困難を喜んでいます。

というのは、私が弱いときにこそ、私は強いからです。(コリント人への手紙第二12:9bー10)