イエスは彼らに答えられた。「まことに、まことに、あなたがたに言います。あなたがたがわたしを捜しているのは、しるしを見たからではなく、パンを食べて満腹したからです。
なくなってしまう食べ物のためではなく、いつまでもなくならない、永遠のいのちに至る食べ物のために働きなさい。それは、人の子が与える食べ物です。この人の子に、神である父が証印を押されたのです。」
すると、彼らはイエスに言った。「神のわざを行うためには、何をすべきでしょうか。」
イエスは答えられた。「神が遣わした者をあなたがたが信じること、それが神のわざです。」(ヨハネの福音書6:26-29)
イエス様、あなたのもとに来た人々は、ただパンを求めていました。まるでパンが一番大切なものであるかのように、彼らはふるまいました。まるでパンが永遠のいのちを与えるものであるかのように、彼らはふるまいました。
しかし、イエス様、私があなたのもとに来る理由は、あなたご自身を望むことです。なぜなら、あなたこそがいのちの源だからです。
十字架の上で、あなたはこの世のためにご自分のいのちをささげられました。この世の罪、私の罪のために、あなたの体は十字架にかけられ、あなたの血は流されました。
私の代わりにあなたが死んでくださったおかげで、私は今いのちを持っています。
けれども、それだけではありません。あなたは今もなお、継続的に私にいのちを与えてくださいます。初めてあなたのもとに来て、あなたを信じたとき、私はいのちを受けました。でも、毎日あなたのもとに来て信じることによって、私はいのちを継続的に受けています。
だから私は、一度だけではなく、何度も何度もあなたのもとに行って、あなたから霊的な栄養を受けなければなりません。
あなたは永遠のいのちのことばを持っておられます。
私が毎日の困難に直面するとき、そのことばは私にいのちを与えてくださいます。励ましてくださいます。導いてくださいます。知恵を与えてくださいます。私が間違った道を歩き始めるとき、そのことばは正しい道へと引き戻してくださいます。
しかし、あなたのことばだけでなく、私が失敗するときには、あなたの恵みも与えてくださいます。今もなお、私はあなたの十字架の御業に頼っています。
そして、その十字架の御業によって、私はあなたの力にアクセスすることができます。天の父があなたを復活させたその力は、今、私のうちにも働いています。
誘惑を克服する力。サタンの攻撃に打ち勝つ力。難しい人に対応する力。この世が私に投げつけるものを乗り越える力。
あなたのからだが十字架にかけられ、あなたの血が流されたとき、あなたは赦しと力といのちを買い取ってくださいました。
けれども、あなたが私に与えてくださった最も素晴らしい賜物は、あなたご自身です。毎日、あなたは私と共に歩んでくださいます。
だから、イエス様、私はあなたのもとに来て、こう願います。「あなたご自身を私に与えてください。私が必要としているのは、あなただけですから。」